例えば御意見の
ナンバー1でございますが、
基本施策1)施設の利活用による
魅力アップについて、
公園情報の
発信強化の内容として、市内の公園が紹介されている冊子の作成や公園内の植栽についての
サイン設置を行ってほしいという御提案でございまして、その他の
基本施策に対しましてもさまざまな御提案をいただきました。これらの御意見につきましては、これから具体的な
取り組み内容や
スケジュール等を示した
事業展開プランを作成する中で検討してまいりたいと考えております。
一方、
ナンバー6の御意見は、
基本施策4)地域の特色ある
公園づくりの中で、複数の街区公園で公園の機能分担を行うときの基本的な考え方として、公園の広さと分担する機能の目安を表で示しておりました。これを、機能を面積のみによって区分するように捉えられたようですので、そうではなく立地特性に応じ柔軟に対応するということがわかるように表現を修正いたします。
基本方針や
基本施策に対する御意見のほか、今後の
事業展開への御意見も7件いただきました。
ナンバー25からになりますが、施策あるいは
公園ごとに
スピード感を持った
事業展開を図ることや、庁内、庁外との連携についての御意見が多く、これらにつきましても
事業展開プランを作成する中で検討してまいりたいと考えております。
それでは、資料4にお戻りください。
3、今後の予定でございますが、5月には先ほど御説明いたしました募集結果とともに、
公園マネジメント方針を公表してまいります。
4:
◯下水道計画課長 私からは資料5、
仙台デザインマンホールプロジェクト第二弾の実施について御報告させていただきます。
今月の初めに
仙台デザインマンホールプロジェクト第一弾といたしまして、仙台駅
東口地区への
楽天デザインマンホール設置を行ったところですが、第二弾といたしまして、
八木山地区の
地下鉄東西線八木山動物公園駅周辺の歩道部に
デザインマンホールを設置いたします。今回は
住民主体で地域の活性化を考える
八木山地区まちづくり研究会と協働し、新たな
駅前地区の
顔づくりの一環として導入することとしました。
デザインにつきましては、
八木山地区を代表する
セルコホームズーパラダイス八木山に関連する動物の
デザインや、地域を象徴する風景を描いた
デザインなど全て異なるものを
まちづくり研究会の方々に作成していただきました。
設置につきましては、
ゴールデンウィーク前の4月28日木曜日に
地下鉄東西線八木山動物公園駅周辺の歩道部の9カ所といたしております。
八木山動物公園駅前の新たな顔として、
にぎわい創出の一助となるものと期待しているところでございます。
5:
◯下水道調整課長 続きまして、資料6によりまして下水道における
緊急避難管につきまして御説明いたします。
本市では、大雨時における
汚水マンホールからのあふれに対応するため、汚水管と
雨水排水施設をつなぐ
緊急避難管を設置してきたところでございますが、市民の皆様には十分にお知らせできていないという状況がございますので、このたび市民の皆様に公表することとしましたことから、その内容につきまして御説明いたします。
まず、図1、図2によりまして、
緊急避難管がどのような場合に使用されているかということについて御説明いたします。
図1は晴天日や小降雨時における
分流式下水道の流れを示してございます。汚水と雨水を別々に集め、汚水は
浄化センターで処理され、雨水は河川などに直接放流されます。この場合、
緊急避難管は使用されません。
続きまして、図2は大雨時の下水の流れを示してございます。汚水管の亀裂などから浸入します雨水量が多くなりますと、
汚水マンホール内の水位が上昇しまして、
マンホールからあふれる前に、
マンホール上部に設置しました
緊急避難管を経由して、雨水まじりの汚水が
雨水排水施設に流入します。このように
緊急避難管は日常的に汚水を
雨水排水施設に流しているものではなく、大雨時のみ流れるようになってございます。
次に、
緊急避難管の概要について御説明いたします。
設置の理由についてでございますが、大雨時に管の亀裂などからの雨水の浸入によりまして、
汚水マンホール内の水位が上昇し下水があふれそうな状況になりますと、逆流が生じましてトイレなどが使用できなくなる場合、また道路などが冠水する場合もございますことから、
市民生活における安全性あるいは
衛生環境面における問題ということへの対応として設置してまいりました。
次に、(2)の
施設状況でございます。これまで
緊急避難管は
汚水マンホール111カ所に設置しているとお伝えしてきてございましたが、再調査の結果、接続先が
雨水排水施設ではなく汚水管である箇所や、既に廃止していた箇所、新たに設置が確認された箇所などがありまして、現時点で104カ所を確認してございます。なお、別添に各区毎に色分けしました
設置箇所の図面を添付しておりますので、御参照ください。
次に、3番のこれからの進め方ということについてでございます。
(1)の現状の把握等についてでございますが、現在把握しているものについては、
設置位置が主でございまして、まだ施設の詳細については十分に把握していない状況にございます。そこで、実際に放流されているかどうか。放流している場合は、その頻度や放流される水質はどのようになっているかなどの調査を実施してまいります。この調査を踏まえ、放流先である河川への影響などを把握しまして、今後の方針を定めてまいります。
次に、(2)の雨天時
浸入水箇所の調査及び補修等の
継続実施についてでございますが、
緊急避難管の設置は雨天時の浸入水に起因しておりますので、引き続き管の
ふぐあいや雨天時の流量、それから誤接続の調査を実施するとともに、
ふぐあい箇所の補修を進めてまいりたいと考えております。
最後に(3)公表に関する周知でございますけれども、ただいま御説明いたしました
緊急避難管の概要やこれからの進め方、
設置箇所につきまして、市の
ホームページに掲載するとともに、各区役所、総合支所の
情報コーナーを利用しまして、市民の皆様にお知らせしてまいりたいと考えております。なお、
ホームページの掲載などは今月中に実施してまいりたいと考えております。また、調査の進みぐあいで新たな情報が判明した際には、情報の更新を随時行ってまいりたいとも考えてございます。
6:
◯委員長 ただいまの報告に対しまして質問等はございませんか。
7:
◯佐々木心委員 私からは、3項目について順次確認をしながら伺ってまいりたいと思います。
まずは、広瀬川1万人
プロジェクトについてでありますが、この中身については、資料をいただいておりますけれども、市民と企業と行政側で
取り組みをするんだということで記載しておりますが、行政のかかわりというのは具体にどのようなかかわり方をしているのかお示しください。
8:
◯河川課長 広瀬川1万人
プロジェクトについての御質問でございますが、行政のかかわり方ということでございます。広瀬川につきましては、広瀬川創生プランを仙台市で作成しておりまして、
官民一体の
取り組みを行っております。こちらの1万人
プロジェクトにつきましても、企業、そして民間の方々と協働で行っている
清掃活動でございまして、
実行委員会の
サポートを行っております。
9:
◯佐々木心委員 実行委員会の
サポートということでありますが、昨年の
活動報告を私はいただいたのですが、この
広瀬川レポートの今後やってみたいというアンケートの中で、その清掃風景をドローンで撮影してみてはどうですかみたいな中身が書いてあるのですけれども、まさしくそのとおりだなと思います。それこそ行政が直接かかわれることなのかなと思うのですが、その辺の御認識について御所見を伺います。
10:
◯河川課長 ただいまのお話にありました
官民一体の
取り組みにつきましても、これからさまざまな検討をしてまいりたいと思っております。
11:
◯佐々木心委員 検討ということなので、まずぜひ前向きに御検討していただいて、言われたらかやるのではなく、こういうことがあるのですよということで、
情報提供も含めて示していただければと思います。
建設局長から御説明いただいたのですが、説明の中で、
開催日時については、新緑会も実はあした、この1万人
プロジェクトもあしたなのですよ。で、きょう本委員会やっているのです。きょうの本委員会であしたの、新緑会については事前に御案内いただいておりますけれども、この1万人
プロジェクトについては、きょうのあしたということはちょっといかがなものかなと。3月も議会やっていて、
常任委員会はやっていなかったというところも含め、ある程度仕方がないのかなとは思いつつ、我々委員にも机上配付をしていただいて、周知していただければなと思いました。
広瀬川で遊ぼうは
ゴールデンウィーク期間中でございます。私も家に帰れば2児の父親でございますので、こういう機会に子供を連れていきたいなとも思います。そういうふうに思っているのは私だけではないと思いますので、その辺についても御回答いただければと思います。
12:
◯河川課長 発表のお知らせの日時が遅くなったこと、大変申しわけなく思っております。毎年恒例、この時期に開催している活動でございまして、今回も
ゴールデンウィークの広瀬川で遊ぼうと合わせての御報告とさせていただいておりました。今後も委員の方々への説明について、周知のほうを考えてまいりたいと思います。
13:
◯佐々木心委員 続いて、
デザインマンホールについてお伺いしていきたいと思います。
前回、第一弾が
東北楽天ゴールデンイーグルスを
デザインして、しかもその
アイデアの発想は、
改善アイデア育成制度を利用してということで、職員の
アイデアで、非常にすばらしいということを、私も10月の本委員会でも発言させていただいておりまして、今回の
八木山動物公園の
デザインについても第二弾、早急に進められたことについては、非常に職員の皆様の
取り組みはすばらしいなと認識するところであり、前回第一弾については、1個当たりの
マンホールの設置が40万円と確認しておりますが、今回1個当たりの
予算単価について教えていただきたいのと、その金額になっている理由も重ねてお示しいただければと思います。
14:
◯下水道計画課長 今回の
マンホールにかかった費用という御質問でございました。先ほど委員からお話ありましたように、仙台駅東口で設置したときは、古いタイプの鉄ぶたを、
デザインマンホールが設置できるようにするための工事が必要でしたので、少し金額が高かったですけれども、今回はふたの交換のみの対応が可能であったことから、材料費のみで、9カ所で約55万円となっているところでございます。
15:
◯佐々木心委員 お示しいただいた理由で、1個当たり約5万円ぐらいということでありました。今回第二弾については、
住民主体で
地域活性化を考えるということでの御趣旨、説明をいただきましたが、この場所というのが私も太白区に住む1人でございますが、第一弾とは決定的に交通量の規模が違うのです。八木山駅を利用する人というのは、当然観光で利用する人も、その近隣に住む住民の人も利用するわけでございます。この場所、お示しいただいた9カ所にした理由というのは、当然
地域活性化の中で御検討されて、この場所と指定したのはわかるのですけれども、申しわけないですが、仙台市全体を広く考えてみると、そんなに交通量が多くないところだと認識するのですけれども、ここにした理由についてお示しいただければと思います。
16:
◯下水道計画課長 もともと、先ほど委員からもありましたように、この
事業自体が、若手職員の業務提案から始まっているところのものでございます。その中で、市内の特色のある幾つかの地区に対しての設置という提案がそもそもありまして、
動物公園周辺もその提案に含まれていたということから、この場所ということで設定をさせて、今回設置をさせていただいているところでございます。
17:
◯佐々木心委員 設置するということに対しては、太白区なのでありがとうございますと言いたいところなのですけれども、せっかく設置するわけでありますから、市民の皆様に見ていただくということが必要かと思います。先ほども言いましたけれども、第一弾については、交通量もともと絶対数があるところなので、極端なことを言えば告知しなくても、ある程度こうなったんだなと認識できると思うのです。八木山については、やはり何かしらの告知をしなければ、ちょっと難しいのかなと認識しておりまして、
地下鉄東西線の利活用も含めてということでいただいておりましたので、
地下鉄ホーム内にこういう
マンホールをつくるんですよということを、掲示板をお借りするなり、交通局との連携についてはどのようになっているのかお伺いいたします。
18:
◯下水道計画課長 確かに新たに告知のための看板の設置などということは、ちょっと難しいかなと思っているところですが、委員からお話ありましたように、例えば地下鉄駅構内の掲示板の利用などについては、今後検討調整していきたいと考えております。
19:
◯佐々木心委員 広報については、私も何か立派な看板つけてくださいということを言っているわけではなく、A3判ぐらいですか、
ポスターサイズでも結構なのですけれども、それを交通局のところとか、また出口のところに張っていただくということなので、そんなに費用的にはかからないかなと思います。
あと、
フェイスブックの利用も一つなのかなと思っておりました。広報課、これも管理しておりますけれども、あそこについての情報の発信源にも広く使われるのかなと思います。広報課に対してもこういうことがあるのですということを、建設局からお願いするということも検討していただければと思うのですが、御所見は局長にお伺いしたいと思います。
20:
◯建設局長 マンホーラーというのですかね。
マンホール大好きと、そういった方もいらっしゃると私も伺っておりまして、市のそういった広報媒体を活用していくというのは当然大事だと思っておりますけれども、ぜひともそういった下水道の
マンホーラーの方々に、
SNS等を使って発信していただけるような仕組みにつながっていくように、我々も努力していきたいと思っております。
21:
◯佐々木心委員 広報については、本当に広く、ありとあらゆる
アイデアで広報していただければと思います。
ここもやっぱり触れておきたいのですが、第三弾については、前回も申しましたが、
伊達政宗公デザインの
マンホールを考えていただければと思います。実際、私も福岡に行ったときに、ソフトバンクの
マンホールを見つけたときに、やっぱり
デザインマンホールを見たときに、多分見た人は踏まないのですよ。避けて通っていくのです。何でこういう話をしたかというと、
伊達政宗公の
デザインをしたときに、私踏むのは絶対できないなと思っておりまして、そういったところもいろいろあるかと思いますけれども、第三弾についてはその辺も御検討していただきたいのですが、御所見をお伺いいたします。
22:
◯建設局長 今回の
デザインマンホールにつきましては、仙台のいろいろな
情報発信と
まちづくりという部分のところを目指してということで、若手の提案を受け入れてやっているわけです。そういったことで仙台の
まちづくり、仙台の魅力の発信ということに関しましては、関係部局とも連携を図りながら、今後の展開につきまして検討を進めてまいりたいと存じます。
23:
◯佐々木心委員 マンホールについては、繰り返しになりますけれども、職員の
アイデアということは、非常にすばらしい
取り組みだと思いますので、以後も時間を置かず、第三弾を進めていただければと思います。
多分お待たせしましたということになるのでしょうけれども、下水道に係る
緊急避難管についてであります。
局長からも最初に御説明いただきましたが、さきの
予算等審査特別委員会での委員の質問の中で、この秘密の管については、この情報については、知っている局内で棺おけまで持っていかなければいけないという質問をして御答弁をいただいたところでありますが、その辺についての認識を改めてお伺いしたいと思いますが、御所見をお願いいたします。
24:
◯下水道調整課長 先月の
予算等審査特別委員会の中で御質問がありまして、そこに関して
緊急避難管の認識ということについて、質問の中に棺おけまでというようなお話もございましたけれども、我々としてはそういった認識については持っていないところでございます。
それから、施設の秘密の管というような報道をされてございましたけれども、我々としましては、必要な施設という感覚で設置してきたという意味合いもございます。それを、やはり市民の皆様に知っていただく必要があるだろうということで、今回公表に至ったという次第でございます。
25:
◯佐々木心委員 そこについては深く追及しませんが、資料をいただいた箇所数について、まず伺っていきたいのですけれども、再度調査したら104カ所だということで、あと御説明をいただきましたが、別紙を見ていただければ、その箇所数もわかりますよということだったので、当然見て読めばわかるのでしょうけれども、改めて各区それぞれ何カ所あるのかをお示しください。
26:
◯下水道調整課長 各区の
所在箇所数でございますけれども、青葉区28カ所、宮城野区20カ所、若林区7カ所、太白区3カ所、泉区16カ所となってございます。
27:
◯佐々木心委員 御答弁が多分間違っているのかなと思います。足し算すると104カ所にならないと思うので、太白区は特に間違っているのではないかなと思います。
28:
◯委員長 当局、訂正ありますか。確認してもう一度答弁してください。
29:
◯下水道調整課長 今ちょっと確認させてください。よろしいでしょうか。
30:
◯委員長 それでは、少々お待ちください。
それでは、後ほど確認ができたら、再度その点について答弁をお願いします。よろしいですね。質問を続けますか、よろしいですね。
31:
◯佐々木心委員 箇所数、今太白区3カ所と御答弁いただき、しかもこの資料で別紙を見てくださいということでいただいたのですが、要はそのぐらい甘いのです。その数字もわからないと。厳しく言うつもりはなかったのですけれども、そのぐらい甘いのです。汚水が雨水とまざって川に流れるということであります、単純に言うと、大雨になれば。要は、河川などに流れると資料にありますけれども、表面でですね、河川など。では、河川などとありますけれども、
仙台市内のどこの川に流れているのか、全てお示しください。
32:
◯下水道調整課長 先ほどの
設置箇所につきましてですが、太白区3カ所と申し上げましたけれども、33カ所の誤りでございます。
それから、河川などということで、どこの河川かというところで、現在把握している中では、梅田川、七北田川、高野川、法河川という中ではその辺の河川を一応把握しているところでございます。済みません、広瀬川もございます。
33:
◯佐々木心委員 訂正していただいて、太白区についても33カ所、先ほど全部言った区を足すと104カ所になるので、それについては訂正していただいてありがとうございました。
こうして見ると、若林区が少ないのです。7カ所なのです。同僚議員とも話しながら、何でこうなのですかねという話をしていたら、合流式がもともと多くあるのですよね。そういう認識なのですけれども、当局はどのような御認識で若林区が少ないのかをお示しください。
34:
◯下水道調整課長 若林区の数が少ないというところのお話でございますが、若林区は一部合流式がありますけれども、若林区の設置数が少ないというのは、
緊急避難管を設置できる、つまりは流す先の
雨水排水施設がないというところが実情でございます。そういったことで
緊急避難管が少ないと認識してございます。
35:
◯佐々木心委員 もちろん少ないのはいいことなのですけれども、何でなのかなということを改めてお伺いいたしました。
実際、このように
緊急避難管を設置して処理するようになったのは、
予算等審査特別委員会での答弁も含め、何年前だったのかなということをお示しいただければと思います。
36:
◯下水道調整課長 緊急避難管の設置につきましては、確認できているところでは、平成2年が一番古いという状況でございます。
37:
◯佐々木心委員 平成2年ということで27年以上経過しているということであります。当然その見えない管が、要は27年前からあったということであります。その見えない管についての認識は、当然我々も市民もないわけですから、維持管理費をどのように工面していたのでしょうか。お伺いいたします。
38:
◯下水道調整課長 緊急避難管は一応管路として設置してございますので、そこが詰まらない限り、基本的に維持管理の対象とはなってございませんので、何か支障があった場合には管理の上で対処していたかと思いますけれども、通常の日常的な管理ということでは、多分ほとんどしていないかと思います。
39:
◯佐々木心委員 ほとんどないということで、なかなか難しいのかとは思うのですけれども、答弁しにくいところだとは思うのですけれども、要はそういったところについても市民の皆様からはいろいろ御不満の声をいただいているということであります。雨量についても、大雨としか表記していないのですけれども、大雨というのがどのぐらいの雨量だと
緊急避難管を通して雨水管と合致するのかをお示しできるのであればお示しください。
40:
◯下水道調整課長 これまで
緊急避難管については、
設置位置ということについての整理ぐらいしかしていないところがございまして、いつどのように使われたかということについては、詳しくは把握してございません。今回、例えば今後の梅雨時期とか、あるいは台風シーズンにどの程度の雨で利用されるかということについては、調査を進めていきたいと考えてございます。
41:
◯佐々木心委員 わからないということでありましたが、資料の3のこれからの進め方に入る御回答なのかなと認識してございます。
河川などの影響ということで、先ほど四つの川を示していただきました。私が質問する前にも、課長からもどのような影響があったのかをこれから把握していくということでありました。27年前からあって、要はその管を通して広瀬川に汚水まじりの雨水が流れているということに対して、罪の意識と言うつもりはないですけど、地域の人を裏切るというか、そういった認識というか御所見についてを伺いたいのですけれども、ここは局長だと思います。それこそ何かわからないですけれども、一局相伝の資料があるのではないかなと思ってしまうぐらい市民の目は厳しくなっておりますので、局長から御答弁をいただければと思います。
42:
◯建設局長 緊急避難管に関して数々の御質問をいただいたところでございますけれども、
予算等審査特別委員会の中で私からも答弁させていただきましたが、この
緊急避難管につきましては、雨水の施設、雨が降ったときの雨水管等の整備がなかなか追いついていない中で、またその汚水管が老朽化して、そこに不明水と言われる雨水等が入って、結果として
マンホールから汚水まじりの水が溢水するという状況、やむにやまれずという状況の中で、
市民生活を守るために設置させていただいたというところがございます。
現実的に、河川の中に汚水まじりの水が流れているということは、もともと仙台の下水、中心部につきましては合流式で整備してございますので、仙台に限らずでございますが、合流式で整備されました汚水につきましては、雨が降ったときに雨水と汚水がまじって現実に流れているという部分がございます。
ただ、仙台市の下水道につきましては、中心部の合流式を除きますと、汚水と雨水をそれぞれ別々に分けて処理するという、分流型の処理をするということで進めている中で、やむにやまれぬという状況ではありながらも、結果としましてこれだけの管があるということを、今まで市民の方々にお伝えする状況にございませんでした。
今回、数も精査して、またこの管がどのような状況で本当に使われているのか。雨も、何ミリ以上というよりも、その地域、地域で雨の量が例えば同じ20ミリでも使われるところもあれば、使われない管も多分あろうかと思います。さまざまな状況が考えられますが、そういったことにつきまして、これからの対応としまして、しっかりと調査をして、そしてそういった情報も含めて地域の方々にお知らせするとともに、本来その不明水というか、雨水が汚水管に入ってくるということ事態を解消していくということが、抜本的な解決だと考えてございますので、そうした
取り組みもしっかりと進めながら、市民の皆様の安全で、そしてかつ衛生的な生活が営まれますよう、我々として対処してまいりたいと考えてございます。
43:
◯佐々木心委員 局長に御回答いただいて、本当にそのとおりだと認識するので、いち早く調査をしっかりしていただいて、いち早く解決できるようにお願いしたいと思います。
一番最初に質問しましたけれども、一方でこの広瀬川1万人
プロジェクトで河川をきれいにしようよと言っている中で、担当局がこのようなことをしていることに対しては、もう本当に憤りしか感じないところであります。
これに関連して、私は余り昼はテレビを見ないのですけれども、たまたまテレビをつけていたら、番組名を言いますけれども、直撃LIVEグッディ!の中で、こういう事案が仙台市であったんだよという報道が全国版でなされました。それについて、テレビ局からの問い合わせはどういう内容のもので、担当課長がお答えしたとテレビでは伝えていたのですけれども、どのような回答をしたのかお示しください。
44:
◯下水道調整課長 4月1日に朝日新聞の記事に掲載されまして、それが多分翌日ヤフーの全国版に掲載され、それで全国からの問い合わせが来たと。それが4月3日、朝からいろいろ問い合わせがございました。今委員がおっしゃいました直撃LIVEグッディ!からの問い合わせもありまして、それに対しては電話での取材でございました。
その際には、まずどういう施設なのでしょうかということの問い合わせがございましたので、きょう御報告しましたイメージ図のような、そういったところをイメージできるよう、
緊急避難管というのがこういう場合に使われますということでのお話をさせていただいたところでございます。
45:
◯佐々木心委員 局長にも今後の対応の御所見をいただきましたが、資料でもありますように、公表の周知についてなのですが、今回
常任委員会に諮って、きょうマスコミの方も来ていただいておりますけれども、
ホームページにも記載するということであります。これだけでは、正直言って弱いと思っているのですよね。市長の定例会とかでも対応を行う必要があるぐらいの事案だと思っております。それについての御対応はどのようにお考えかお示しください。
46:
◯建設局長 私といたしましては、本日の当委員会に報告させていただき、そして
ホームページ等でお知らせをしていくとお話をさせていただいております。市民の方々のいろいろ問い合わせもこれからもあろうかと思いますけれども、一つ一つ丁寧に対応させていただくとともに、さらに周知の方法につきましては検討させていただきたいと考えておりますが、今のところ市長会見ということは考えてございません。
47:
◯佐々木心委員 はっきりありませんとお答えをいただいたので難しいのかなと思いますけれども、市民の皆様は、自分の住む近隣の川が汚されているという認識でありますので、それについてはしかるべき対応をしていただくことをお願いして、私からは以上とさせていただきます。
48: ◯赤間次彦委員 私からは仙台
公園マネジメント方針の部分でお聞きしますが、その前に新年度ですから、第1回定例会で予算が決定いたしました。最前列を見ますとかわらぬ人が4人座っておりますけれども、さっき人事異動のお話がありました。新年度よろしくお願いしますとともに、上半期は大事な時期でありますので、いつも以上にひとつよろしくお願いします。それはなぜかといいますと、びっくりしたのは3月末から4月初めで、当然3選あるだろうと。108万市民の代表として市長の座にいらっしゃいます奥山さんが表明されたと。しかし、皆さんからすれば、中から出た人かもわかりませんけれども、一般から見れば、108万の代表として仙台市長を務めている方でありますので、終わりよければ全てよしという感覚で、ぜひ皆様方には真剣に取り組んでいただきたい。このことを先にお願いさせていただきます。
そして、このマネジメント中間案を発表するに当たりましては、これまでも公園関係では地域の公園愛護協会を初め、いろんな団体、市民の方のお話があっただろうと思う。しかし大きく変わったのは、マイナーチェンジではなくて大きく変えようとしているのは、国の都市公園法の一部改正が大きく関係しているのだろうと思いますけれども、意気込みをまず聞かせていただきたい。意気込みというのは、震災後も皆さんからよくありました。公園を活用させてほしいと。避難所問題とかですね。そのときにあったのは、今でも覚えていますけれども、集会所がなくなったところでは、不特定の施設はいいですが特定はだめですという門前払いみたいなこと。今や、保育所関係で国のほうが変わって、仙台市も特区でやりましたね。それでやっていくという状況でありますけれども、公園を今健康づくりで利用しようという政令都市、あるいは23区でも多いのです。
ですから、私のほうとしては、中間案を発表しながら、今度パブコメやっていろいろ皆さんから聞いたと。聞くだけなのか、あるいは国の方針を後追いするだけでは、仙台市としては情けないと思うのです。その辺の意気込みをまずお聞かせください。
49:
◯建設局長 公園に限らず、道路とかそういった公共施設につきましては、さまざまな機会を捉えて、まちのにぎわいづくりであるとか、交流の機会にするようにということでのそういった機運が全国的にも上がっております。
その中で、今委員からお話がありました公園というものは、まさに公の、何人もいつでもどのようにも使えるという部分ではあるのですが、ただいかんせん、都市公園法という法律の中で、またその規則等でさまざまな制約がこれまであったのも事実でございます。
ただ、全体の流れといたしましては、国のほう、法律を所管しております国土交通省の考え方といたしましても、私が話を承っている部分につきましては、これまでストックしてきた社会資本を、いかに国民のため、市民のために有効に使って、それを
まちづくり、これから少子高齢化、そしてまた人口減少という社会に向かっていく中で、そういったものを最大限活用していくということが大変重要であると考えてございまして、本市におきましても、今回の公園マネジメント部分で、多くの方々からの御意見をいただきながら、まさに皆様方に使っていただいての社会資本と考えてございますので、そういった考え方の中で進めてまいりたいと存じます。
50: ◯赤間次彦委員 本委員会の中でも、同僚議員からいろいろ公園についてはお話がありました。私のほうで思い出してみますと、ボールの関係、子供たちが遊び場を提供してほしいと。これに関しましては、いろいろ見ますと、東京都や横浜市とかでは、1週間のうち2回とか時間を決めて、そして誰かが付き添って開放するように、もう進めているのです。ですから、いろいろな要望が出ていると思うのです。ところが、現実的には公園を開放しますと、日曜日の朝なんかは、せっかくの休みなのにうるさいという、片方では苦情が来るのも現実であります。ですから、いろんな部分をやりながら、仙台市はどういうことを考えているのか。大きく変えるのは大変です。小さい地域の要望を入れることからやっていかなければならないと思うのですが、その辺の考えを教えてください。
51:
◯建設局公園課長 公園でのボール遊びでございますけれども、先ほど委員から御指摘がありましたところ以外に、千葉県船橋市ですとか、あるいは大阪市、そういったところでもルールを定めてボール遊びを認めているというところがございます。そういった認識をしております。これについては、公園を多くの方が安全に使えるように、地域の中で十分に話し合ってルールを設定するといった形で検討してまいりたいと存じます。
52: ◯赤間次彦委員 前にも出ました健康遊具につきましては、大分国のほうの補助がありまして、平成27年度までやっているというのはちょっと教えていただきました。私も関西の宇陀市とか大阪市を見てきたのですけれども、いろんな種類があるのです。皆さんからいただいた資料を見ますと、地域によっては偏りがありまして、なかなか利用していない施設もあると。
私がここでぜひお願いしたいのは、皆さんのほうで調査しているのですかと、設置してから。どういうものを市民の皆さんが要望しているか。設置するときは確かに皆さんに聞いたというお話をいただいた。しかし、つけてからが大事なのです。そして、時間とともに住民の要望は変わっていくのです。大阪では、本当に人気のあるところは、夕方になるとたくさん人が集まっているのです。ですから、皆さんのほうで中学校区に健康遊具を設置すると。したら終わりではなくて、今度は補助事業がなくても、仙台市の独自の事業として、いろいろ住民の要望に応えるために設置するぐらいの覚悟があるのですかということをきょうお聞きしたいのです。
53:
◯建設局公園課長 健康遊具の整備でございますけれども、委員御指摘のように、厚生労働省の補助事業が廃止となりました。これまでは主にこの事業を使って整備を進めてきたところでございましたけれども、これからは通常の公園整備の中で国土交通省の補助事業を使って、地元の皆様ともお話をしながら、整備を進めてまいりたいと考えております。
54: ◯赤間次彦委員 公園課長からも今そういうお話をいただきましたけれども、設置されてから相当経過しているのです。いろいろ調査されたことありますか。
55:
◯建設局公園課長 御指摘の件でございますけれども、設置の後、具体的にどれぐらい利用されているかということについては、しっかりとは把握していないところでございます。
56: ◯赤間次彦委員 いろいろ申し上げにくいのですけれども、やっぱり予算を計上して、市民の要望に応えていく体制の中で、設置したら終わりではなくて、どのようなものを市民の皆さんが要望しているのか。そして、時代とともに変わってくるのです。ですから、いろんな部分で皆さんは、業者もいると思いますから、全国的にどういう健康遊具が設置されているのか、そして皆さんどういうものをするのか。危険だから設置したくないとかではなくて、使う人たちの要望にどういうのがあるのか、これはぜひ把握しながら、そして仙台市の自分たちの考えでいろんなところに設置していただきたいということを、まずこれはお願いしておきますし、ぜひやってください。
そして今、時期的には桜前線の話が出るのですけれども、桜のほうで前の
予算等審査特別委員会でもありましたけれども、仙台市には公園関係で桜の名所がかなりあるのです。そのときにお聞きしましたら、てんぐ巣病とか、ウソという鳥の、政治家の嘘ではありませんよ。鳥のウソのふん害とかで樹勢が大分弱まっているところがあるという話をいただいたのですが、この件に関しまして、仙台の桜の名所でいろいろ、前言ってから調査はされているのですか。状況を教えてください。
57:
◯建設局公園課長 公園の桜の状況でございますけれども、確かに委員御指摘のように、一時てんぐ巣病が発生したとか、花つきが悪いというようなところがございました。これらは、公園の通常の維持管理の中でしっかりと点検をして対応しているところでございます。
58: ◯赤間次彦委員 実は宮城野区岩切に、ちまたでは田園調布とやや呼ばれているところでありますけれども、桜の名所があるのです。ここは約400本ある。400本のうち街道沿いには240本。そして、ここは樹勢が大分衰えてきまして、地元からは何とか見直しをしてほしい、区役所のほうに植えかえをしてほしいという要望を出していたのですが、文化財包蔵地ということで勝手に植えかえできない。ところが、びっくりしたことに、大変助け船といいますか、ボランティア活動なのですけれども、仙台市立工業高等学校の生徒が授業の一環で測量していただいたと。そして、この240本の中の約110本を樹木医が樹勢調査をしまして、そして全部地図なんかもつけて文化庁に送って、仙台市で計画を出して、植えかえとかいろんな計画するのですけれども、今年度はこれについてどのようなお考えなのか、どのようにやっていくのか。我々にとりましては、確かに宮城野区の一つでありますけれども、仙台の桜の名所だと思いますので、ひとつお答えをいただきたいと思います。
59: ◯宮城野区公園課長 ただいまの高森山の桜の件でございます。高森山の桜につきましては、てんぐ巣病により近年桜の花の数が減っている状況でございます。こちらの原因は、てんぐ巣病だけではなく、そもそも樹齢による木の衰弱が原因ということでございます。昨年度、委員からもお話がございましたが、仙台工業の生徒に課外研修として4カ月かけて桜の木の正確な位置図を作成していただきました。また、ことし2月には樹木医と地元の方々による桜の樹勢調査も行ったところでございます。
この結果、幹や根の状況、てんぐ巣病の罹患状況などから、調査した115本のうち、木の衰弱等により今後伐採も含めた対応が必要とされた本数が約半数の59本ございました。このうち、早急に伐採の必要のあるものが4本あったものでございます。この4本につきましては、今年度伐採を行いまして、あわせて地元の方々も御参加いただいた中で、新たな桜の植樹を行っていく予定としております。
60: ◯赤間次彦委員 全体の中で今の部分が4本ですね。五十何本については、何年か計画で植えかえしていくお考えですか。
61: ◯宮城野区公園課長 昨年度の樹木医の樹勢調査の中で、この59本につきましては、最終的に伐採も含めた経過観察が必要という報告が出ております。これにつきましては、来年度以降も順次更新を行ってまいる予定でございます。
62: ◯菊地昭一委員 私のほうからは公園マネジメントについてお伺いさせていただきます。
きょう示されました方針の今後の予定というのがありまして、今後の予定の中に平成29年、本年5月に方針作成公表ということで、前の
常任委員会で中間案を発表されたときに、今後の
事業展開の中に、
事業展開プランに書く具体的な内容、目標、
スケジュール等を平成29年度に策定しとなっていますけれども、今回のパブコメを終了して5月までに方針を作成すると、これは
事業展開プランも含めた公表が5月と考えていいのですか。今後の具体的な
事業展開、プランまでのスケジュールがわかれば教えてください。
63:
◯建設局公園課長 公園マネジメントの今年度の進め方でございますけれども、5月に公表いたしますのは、マネジメント方針でございます。その後、
事業展開プランを今年度いっぱいかけて策定してまいりたいと存じます。
64: ◯菊地昭一委員 今年度いっぱいで作成するということで、今回の中間案の概要版をいただいて、この中に都市の
にぎわい創出という公園の候補地が書いてあるのですけれども、実は今回意見募集の結果の中に、にぎわいの創出の中に、民間パートナーと連携した新たな運営管理という項目があって、その中に指定管理者も含めた審査方法について意見があり、市としては、民間パートナーとの連携がよりよい公園サービスの向上ということで、民間パートナーとの連携というのを本市の考えで答えていらっしゃいますが、ちなみに民間パートナーというのは、どういう民間事業所を想定しての考えなのか、もしわかりましたらお聞かせ願いたいと思います。
65:
◯建設局公園課長 民間パートナーでございますけれども、これはさまざまな形、主体が考えられるかと思います。一つの企業のようなところもあろうかと思いますし、あるいは地元の町内会ですとか、あるいは公園愛護協力会など、これまでパートナーとして一緒に公園を管理してきていたところ、あるいはNPO法人のようなところもあろうかと思いますし、また新たに公園の管理運営に特化したような形で立ち上げられるような組織も想定されます。そういった形で、目的に応じてさまざまな主体が考えられるかと思っております。
66: ◯菊地昭一委員 この基本政策の候補地の中に、さっきもちょっと話しましたけれども、都市の
にぎわい創出というピンクのマークがしてあるところに、荒井東1号公園と記載されているのですけれども、実は私もこの前荒井のほうに別の視察で行ったときに、たまたまこの荒井東1号公園は、既にマネジメントする法人が決定して、既に事業化が進んでいると伺ったのですけれども、その概要を教えていただけますか。
67: ◯市街地整備調整課長 お尋ねの荒井東1号公園でございますが、こちらは
地下鉄東西線荒井駅の南側、パークアンドライド駐車場の南側に隣接している7,500平方メートルの公園でございます。この公園では今現在基盤整備が進んでおりますが、こちらにつきましては、現地での
まちづくり会社でございます一般社団法人荒井タウンマネジメント、こちらがこの公園の一部にテニスコート兼フットサル場を整備いたしまして運営する計画となってございます。
この荒井タウンマネジメントでございますが、このスポーツ施設で得た収益により、運動施設以外の広場等の部分を含めました公園全体の維持管理を行うことも計画してございます。
68: ◯菊地昭一委員 今答弁していただきました荒井東1号公園の運営維持管理のやり方、マネジメントの仕方というのが、ある意味では本市の公園マネジメントの考え方の民間パートナーとの連携というところの一つの見本に近い形ではないかと思うのですけれども、ちなみにこの候補地の中から既に決まっている荒井東1号公園は削除したほうがいいですよね。既に決まっているものをここに候補地と挙げておくのはいかがなものかと思うのですけれども、この辺はどうですか。
69:
◯建設局公園課長 候補地という形で挙げさせていただきましたが、これからも継続的に事業が進んでまいりますし、それから今決まっている部分でなくて、また新たな展開もあろうかと思いますので、やはりここは候補地という形でここに示させていただきたいと思います。
70: ◯菊地昭一委員 確かに今の段階では、現地を見ましたけれども、基盤整備でまだ土の状態で、これから公園の整備をするのだと思うのですが、私実際にその
取り組みをする荒井のタウンマネジメントの方にお話を伺ってきたら、大変すばらしい
取り組みであります。ある意味では先ほども言いました仙台市の公園マネジメントの見本に近いような形になるのかなと思いますので、ぜひこの辺の広報も含めて。私行って初めてわかったのですね、こういうのを既にやっているというのが。恐らく委員の方も余りよく知らないのではないですか。一般社団法人荒井タウンマネジメントということで、仙台市より昨年1月14日に都市再生推進法人の仙台市第1号に指定されたという法人なのです。そういうのもあって、今回荒井東1号公園のマネジメントも任されたのかなと思うのですけれども、その中で7,500平方メートルなのでかなり広いのです。
さっき赤間委員からも話しましたが、あそこの担当者に聞いたら、ボール投げも自由にやらせたいという話をしていました。先ほど公園課長の話もありましたとおり、公園のやり方については、いろいろ検討の余地はあるという話でしたので、ぜひそういうのも含めて、いい意味で仙台市のこれからの都市公園の中でのにぎわいづくりの一つのモデルケースとして、しっかりPRもしていただきたいなと思います。
直接関係ないですけれども、一つだけ。久しぶりに荒井東に行きまして、地下鉄の荒井駅の目の前がいまだに広大な空き地になっているということで、現段階で何らかのあそこに整備する計画があるかないかだけ教えてください。
71: ◯市街地整備部長 荒井駅前の建築予定でございますが、あくまでも駅前の土地は民間の土地でございますので、仙台市としては情報を得る程度しかできないわけでございますが、今聞いている範囲内でお答えさせていただきますと、駅の車両基地側のあいているところにつきましては、一部利用の計画が上がっておりまして、建築設計も進んでいると伺っておりますが、その街区の北が一部だけでございまして、残り南側については、まだ計画が定まっていないというところでございます。
一方、駅の真正面、道路を挟んで西側の街区についてでございます。これは大手住宅メーカーが持っているところでございますが、そこについては今検討中でございまして、まだ具体的に公表できる段階には至っていないということで、もう少し中身が確定するまでに時間がかかるのかなと伺っておったところでございます。
72: ◯菊地昭一委員 答弁していただいたとおりであります。そういう意味では、ライブハウスも話を聞いたら5月連休明けぐらいにはオープンしたいという話でしたし、年内中には荒井東1号公園も整備をしたいような話もしていますし、あとは本当に今言った駅前の一番のメーンのところがどういう形でこれから整備されるかが大変重要なので、それは西城交通事業管理者も、
地下鉄東西線にどれだけ乗っていただけるかという、ある意味ではメーンのところの整備ですので、ぜひその辺も、もちろん民間の土地でありますから、直接は別にしても、
サポートをしっかりしていただいて進めていただければと思いますので、これは答弁要りません。よろしくお願いします。
73: ◯菅原正和委員 私から、先ほど佐々木心委員から
マンホールのことでいろいろ質問がございました。1点だけちょっと確認させていただきたいことがございますので、質問させていただきます。
この
マンホールプロジェクトなのですけれども、
デザインにつきましては、
まちづくり研究会の方に作成していただきましたということで、きょう二つの事例が示されました。きのう、私インターネットでいろいろ調べましたら、はまりました。
デザインマンホール地球3周分巡り、3500種、このぐらい写真を撮っている方もいらっしゃるのです。この
デザインというのは非常に重要ではないかと思います。
この間、動物園のグーグーテラスの内覧会に御招待いただきまして、すごくおいしいものをいただきまして、今後とも期待したいなと思っております。その中で、売店のほうに職員が撮ったラマの写真とか、キリンの写真とか、カメの写真とか、独特な動物の表情を撮られた写真が売っていたのです。そういうのを活用するのも1個の方法ではないか。もしくは、動物園では子供たちの絵画コンクールもやっているかと思いますけれども、そういう絵画を
マンホールにやるというのも一つの方法ではないかと思うのですけれども、やはりこのように特徴がある
マンホールというのは、今
マンホール愛好家というのはかなり多い。
マンホーラーと言われまして、あと
マンホール工場にもツアーを組んで行っているという状態があるものですから、仙台市もこうやって第一弾、第二弾、第三弾を考えているということであれば、そういう視点に立ってつくっていくのも一つではないかと思いますけれども、御所見をお願いいたします。
74:
◯下水道計画課長 今回の
デザインにつきましては、先ほど御報告させていただきましたように、当地域の活性化を考える
地下鉄東西線関連、
八木山地区まちづくり研究会という組織の中で議論を重ねていただきまして、そういうことで研究会の方々が主体となって決めてまいりました。その中で、この
デザインを採用するということで決まってまいりましたので、今回はこの形でやらせていただきたいと考えていただいているところでございます。
75: ◯菅原正和委員 先ほどお聞きしましたら、こちらの
マンホールはつけかえが可能だとお聞きしたのですけれども、そうであれば何年か後にそういうことに対応するということも必要ではないかと思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。
76:
◯下水道計画課長 交換につきましては、ただいまお話ししました
地下鉄東西線関連、
八木山地区まちづくり研究会などから申し出があった場合には新しい
デザインの導入ということについても、検討が十分できるものと考えております。
77: ◯菅原正和委員 今の御答弁ですと、
まちづくり研究会のほうから申し出がない限りは、それをやらないということなのでしょうか。
78:
◯下水道計画課長 我々のほうから主体的に変えていきますということは、基本的にはないということで今考えているところでございます。
79:
◯委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
80:
◯委員長 この際、暫時休憩いたします。
休憩 午後3時06分
再開 午後3時20分
81:
◯委員長 再開いたします。
次に、水道局より報告願います。
82: ◯水道事業管理者 水道局からは、水道記念館展示の全面リニューアルにつきまして御報告申し上げます。
本市の水道水源の一つでございます青下水源地に立地している水道記念館につきましては、平成26年度から3カ年で展示ゾーンの全面リニューアルを進めてまいりましたが、このたび水道の仕組みに関する展示のリニューアルが完了いたしました。
また、現在記念館周辺は桜の見ごろとなっております。訪れていただくと、きれいな風景がごらんいただけますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
詳しくは、資料7に基づきまして総務部参事兼総務課長から御報告いたします。
83: ◯水道局総務部参事兼総務課長 まず、今回リニューアルいたしました水道の仕組みゾーンでございますけれども、水道水ができるまでの仕組みをわかりやすく展示するほか、水道にかかわる最新の技術、東日本大震災の知見、経験を踏まえた震災対策等を紹介してございまして、仙台市の水道につきましてお気軽に学んでいただけるものと考えてございます。
また、展示のリニューアルに合わせまして、外壁の大規模な補修等を行いました。資料の右下の図にございますように、屋根のきれいな緑色が復活いたしまして、新緑の季節には周囲の景観とも調和するものと考えてございます。
資料の裏面には、水道記念館周辺の案内図等を掲載してございます。毎週土曜、日曜日には地域の皆様による市場が開催され、新鮮な農産物が販売されてございますので、委員の皆様方におかれましては、何とぞ御来場の上、御高覧賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
84:
◯委員長 ただいまの報告に対しまして質問等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
85:
◯委員長 なければ、以上で報告事項関係を終了いたしました。
この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様方から発言等がございましたらお願いいたします。
86: ◯菅原正和委員 私から、バスのダイヤと時刻表とか、そういうことについてちょっと質問させていただきます。
4月1日よりバスのダイヤが改正になりました。私、第4回定例会で質問し、バスの再編に関しましては結節便をふやすという御答弁をいただき、実際結節便が確かにふえております。市民の方からも交通局行きがふえたというお声をたくさんいただいておりますので、本当に交通事業管理者には感謝したいと思います。今後もそういう努力をしていただければ、非常にありがたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
このダイヤ改正に伴いまして、区役所でバスの新しい時刻表、こういうものがよく配られているかと思います。でも、この時刻表は始発の時刻、始発の場所しか書いていないのです。最寄りの自分が乗りたい場所のバスの時刻というのは全然書いてなくて、これをとって持っていくと、これどうやって見たらいいのというのが、まず1個あるかと思うのです。それで、一般に多くの市民が求めているのは、自分の身近のバス停留所の時刻表が欲しい。そういうことが近々の課題だと思うのですけれども、そこでダイヤ改正時、最寄りバス停の時刻表の問い合わせに対して、交通局として停留所時刻表をファクスや郵送で配付しているということでしたが、どのぐらい発行枚数があるのかお聞きいたします。
87: ◯輸送課長 今回のダイヤ改正に係るものといたしましては、4月17日までの期間で1,001名の方に2,543枚の停留所時刻表を発行しております。
88: ◯菅原正和委員 1,001名ということで、その市民の方からこの時刻表の問い合わせに対して、どのような意見があるのか具体的にお示しください。
89: ◯輸送課長 電話対応をしている職員に確認いたしましたところ、お客様の中には直接配付する窓口をふやしてほしいとの御要望をおっしゃる方もいらっしゃるとのことでございました。
90: ◯菅原正和委員 バスの時刻表は交通局の
ホームページに掲載されていますが、市民への周知が私は弱いような感じがいたします。市民に対してどのような周知を行っているのかお尋ねいたします。
91: ◯輸送課長 ダイヤ改正や時刻表の配付につきましては、
ホームページでの御案内をしておりますほか、バスを御利用される方に直接お伝えするため、バスの社内ディスプレーでの御案内を全停留所で実施しております。また、市政だより3月号にダイヤ改正のお知らせを掲載し、時刻表のファクスや郵送でのお取り寄せについての御案内もいたしているところでございます。
92: ◯菅原正和委員 インターネットとかファクス等の環境がない人は、郵送で手に入れるしかないと思うのですけれども、その際切手を同封してくださいという回答を出すみたいなのですが、その際は出す切手と返信用の切手と2度の費用がかかるということなのです。
そこで、私からちょっと提案なのですけれども、もう少し身近な場所ということで、現在交通局でしか行っていないバス時刻表の配付を、交通局の関連施設、まず地下鉄の駅とか、バスの営業所とか、定期券の売り場などに広げていただければ、市民サービスの向上になると思いますが、交通局の御見解をお聞きいたします。
93: ◯輸送課長 停留所の時刻表につきましては、インターネットでの閲覧や印刷ができますし、交通局案内センターでの電話申し込みによりファクスや郵送でお届けするほか、交通局庁舎1階の定期券発売所での配付をいたしております。その他の交通局施設での配付につきましては、繁忙期の対応や機器の整備などの課題がございますが、どのような対応が可能か検討してまいりたいと考えております。
94: ◯菅原正和委員 今後、さらなる市民サービスの向上のためには、区役所で配付するとか、市民センターで配付するとか、そういう方法も検討課題として考えていただきたいと思いますので、こちらの質問は終わらせていただきます。ぜひとも検討してください。
次に、バスの時刻表についてお尋ねいたします。
まず、バスダイヤの作成はどのように行っているのかお聞きいたします。
95: ◯輸送課長 ダイヤ編成に必要とする情報、例えば始発地や経由地、目的地といった運行経路に関する情報、系統全体の時間帯ごとの所要時間や停留所間の通過時間といった時間に関する情報などさまざまなデータを登録したダイヤ編成システムというものを活用いたしまして、労働条件に係る法規を遵守しつつ、効率的な運行ができるようダイヤを作成しているところでございます。
96: ◯菅原正和委員 そこで、複雑なバスダイヤ、バス停が同時に発車する便があるかどうかのチェックは行っているのかお聞きいたします。
97: ◯輸送課長 始発地である仙台駅前や交通局、東北大学病院前、地下鉄駅のバス停などについて、同一バス停から同時発車がないようチェックいたしているところでございます。
98: ◯菅原正和委員 現在、バス系統とバス番号の発車場所は違うのですけれども、行き先が薬師堂になっているバスがございます。それは南小泉二丁目上りバス停なのですけれども、そこでは薬師堂駅方面に8時29分発の便が実は2便あります。バスの本数が少ないと言われている市民の間からは、同じ時刻に発車させる必要があるのかという苦情が寄せられております。さらに、13時25分、13時28分、15時25分、15時28分と3分間隔で発車となる便があります。時刻設定に一部問題があるかと思うのですけれども、速やかに改善すべきと考えますが、御所見をいただきます。
99: ◯輸送課長 御指摘の南小泉二丁目バス停において、8時29分発の便が2便ございますが、1便は霞目営業所を始発地として薬師堂駅を経由して荒井駅に向かう便、他の便は長町南駅を始発地として河原町を通り、薬師堂駅に向かう便でございます。
また、13時台と15時台に3分間隔となっている便につきましては、霞目営業所を始発地として薬師堂駅を経由し荒井駅に向かう便と、藤田を始発地として薬師堂駅に向かう便でございます。
バス路線は、駅の近くになりますと、枝が幹になるように運行経路が集約されるため、始発地や経由地の異なる便が同一停留所を通過するようになってまいります。その際には、単独で運行する区間における運行間隔や時間当たりの運行便数の違い、あるいは別な区間での他系統との運行間隔の調整のため、集約された区間での運行間隔の調整が難しい場合もございます。
バスの運行時刻につきましては、ダイヤ改正時以外の変更ができないことから、速やかな対応は困難でございますが、次回のダイヤ改正におきまして、より利便性を向上させることができないか検討してまいりたいと考えております。
100: ◯菅原正和委員 今のお聞きしますと、仙台駅とかそういうところではちゃんとチェックしているということなのですけれども、そういう幹から枝になっていくと、それがチェックしていないという状況なのでしょうか。今29分同時発車ってありますよね。これはチェック漏れなのですか。
101: ◯輸送課長 今の御質問の件なのですけれども、単独で運行する区間における運行間隔とか時間の問題等がありまして、一定程度調整はするのですけれども、なかなか難しい部分があるということでございます。
102: ◯菅原正和委員 今の話ですと、ほかにもこういう便があり得ますよね。やはりこういう点はきちんとチェックしていただいて、次のダイヤ改正といわずに、速やかに改善をしていただいたほうがいいかと思います。これだけバスがいろいろ問題になっていまして、それで一般の人が見た場合に、同時にバスが走っていくというのは、どう考えてもおかしい状態だと。それを何分かちょっとずらしていただければ、その分だけ便数は走っているけれども、ちゃんとその間に乗れているという状況がつくれるかと思います。
ダイヤ改正ということは、1年間待たなければだめだということだと思うので、1年間ということではなく、速やかに改善を求めますが、御所見をいただきます。
103: ◯輸送課長 バスの運行時刻につきましては、ダイヤ改正時以外の変更ができないということでございますので、なかなか委員御指摘のような速やかな対応というのは難しいという状況でございまして、次回のダイヤ改正において検討していきたいと考えているところでございます。
104: ◯菅原正和委員 多分何度聞いてもそういうお答えしか出ないと思うので、これを説明するときに、そういう説明を私が実際に言ったら市民から怒られますけれども、ぜひとも交通局でも速やかな改善に向け、少しでも努力していただければと思います。
105: ◯木村勝好委員 私からも交通局にお尋ねしたいと思います。
地下鉄駅の中のエスカレーターに、歩くなという表示が張ってあるのです。結構いっぱい張ってあるのです。この歩くなというのは、エスカレーターに乗った人は、エスカレーターを歩いて上っていったり、歩いておりていったりしてはだめよと、エスカレーターに乗ったらじっとしていろと、こういう意味での歩くななんですか。
106: ◯交通局営業課長 エスカレーターの歩かないでくださいという掲示につきましては、今委員御指摘のとおり、エスカレーターのいたるところに張らせていただいておりますけれども、例えばもともと設計の中で歩くことを想定していないという、エスカレーター自体がそういった設計になっているということと、あとは歩くことによって他のお客様に接触して転んだりということもございますので、歩かないでくださいというのを、そういったポスターとかの掲示とあわせまして、駅構内のアナウンスなどを通じまして御案内をしているところでございます。
107: ◯木村勝好委員 こっち側が階段でこっち側がエスカレーターというケースがありますよね。そこにも歩くなとなっているので、階段歩いちゃいけないのかなと一瞬、まさか走れと言っているわけではないだろうと思ったのです。申しわけないですが、私は地下鉄の最寄り駅は薬師堂です。薬師堂から市役所に来るときは仙台駅まで出て、仙台駅で南北線の北行きに乗りかえて、そして勾当台公園でおりるというコースで来るのですけれども、このときに歩くなと言われても、歩かないと1電車先に行ってしまうのです。仕方がないから、もう駆け足に近いように一生懸命歩くのです。そうすると、ようやっと間に合う。
つまり、何が言いたいかというと、地下鉄の南北線と東西線の仙台駅での乗り継ぎというのが、私がいつもたまたまタイミングが悪いのにばかり乗るのかどうか知りませんが、歩かないで普通に行くと、南北線のホームにおりる上の階段のところあたりで、ちょうど北行きが行ってくれるのです。おりたときには、ちょうど向こうに行っているという、これは基本的なことをお聞きしているようですが、東西線開業させるときに、南北線との仙台駅での乗り継ぎについては、十分考慮してダイヤを組んだのでしょうか。
108: ◯交通局営業課長
地下鉄東西線のダイヤ作成における南北線と東西線の乗りかえにつきましては、移動時間及びホームでの持ち時間を含めまして、おおむね5分と見込んでダイヤを設定したところでございます。したがいまして、委員今お話ございましたけれども、移動の早い方ですと、1本前の列車が発車したときにホームに到着するというケースもあるというものでございます。
109: ◯木村勝好委員 早過ぎたのが悪い。なるほど。しかし、それだったら間に合うように歩きたくなりますよね。
つまり、いろんな人が使うわけですが、通勤通学で使いなれている人というのは、このエスカレーターに乗るために、乗りかえするために、何両目のどこら辺のドアに乗ると最短で行ける、距離的にも時間的にも最短で行けるというのは、いや応なしに覚えてしまうわけです。誰も遠回りしていこうと思いませんので、最短で行こうとする。そうすると、今5分というお話でしたけれども、もっと早くなってしまう。早くなると、あっ、行っちゃったと、こういう話になってしまうということですか。
110: ◯交通局営業課長 設定上はそのような状況にございます。
111: ◯木村勝好委員 なれてくると、もうちょっと何とかならないかなと思っているのは、私だけでしょうか。仙台駅での東西線、南北線の乗り継ぎについて、もうちょっと工夫してくれとか、何でこうなっているのとか、何とかならないのというような苦情というか、御意見というか、そういうのは余り聞こえてきませんか。それとも結構聞こえてきているのですか。
112: ◯交通局営業課長 東西線と南北線の乗り継ぎに関しましては、東西線の開業以来、これまでに4件の苦情が寄せられているところでございます。
113: ◯木村勝好委員 私はその4件の中に入っていませんけれども、開業したころと1年たってなれてきたころでは、やっぱりちょっと違ってくるのだろうと思うのです。つまり、何で文句言わなくなったかというと、まさに皆さん歩いているからなのですよね。ちゃんと歩いていますよ、見ていると。大人しく乗っているのが半分ぐらいで、歩いているのが半分ぐらいですね、見た感じはね。これについて、開業後なれてきたことを踏まえて、もう少し時間を、つまりダイヤを調整しようという発想は余りないのでしょうか。
114: ◯交通局営業課長 先ほど4件の苦情があるということもございましたし、以前議会のほうでもそういったお話をいただいたということもございまして、見直しの必要性は感じているところでございます。
115: ◯木村勝好委員 見直しの必要性を感じている。開業後1年。そうすると、見直すと、それは実はことし4月だったんですよね、本当はね。見直ししていませんよね。いじってないよね。もう1年ぐらい様子見ようと思ったのですか。
116: ◯交通局営業課長 ことし4月のバスのダイヤ改正に当たりましては、東西線結節駅の到着時刻を意識して調整を行っておりますが、昨年度御指摘をいただいた時点では、バスのダイヤ改正の内容がほぼ固まっておりまして、地下鉄のダイヤ改正を行った場合には、乗り継ぎの時刻に支障が出る場合も考えられましたこと。また、実際にダイヤ改正を行うためには、乗り継ぎに係る所要時間や影響などを再度確認する必要がありますことから、4月のダイヤ改正は行わなかったところでございます。
117: ◯木村勝好委員 さっき菅原正和委員からも話があったのですが、地下鉄の本数もバスの本数もなかなかふやせません。ふやせないのだけれども、乗り継ぎがいいか悪いかというので、使い勝手は決定的に違うのです。ふやせなければふやせないほど、乗り継ぎを上手に工夫してあげなければいけない。それは、南北線と東西線、それからそれぞれに結節するバス、これは三位一体で考えなければいけないわけです。だとすれば、さっきもう1年待てというお話もありましたが、いいですよ、1年待ってもいいのですけれども、今度こそ開業したことを含めて、なれたことを含めて、南北線と東西線、それからそれぞれに結節するバス。バスについては、今ほど御指摘のあったようなこともあると思うのですけれども、この三位一体で総合的に乗り継ぎ、乗りかえということの利便性を向上させるということ、1年かかってもいいですけれども、次の機会にはやるよというふうにきちんと整理すべきではないかと思うのですけれども、管理者、いかがですか。
118: ◯交通事業管理者 地下鉄、それからバスにつきましては、それぞれ関連する部分がございますので、一体として見直しをしないと整合がとれない部分が出てまいります。そういった意味では、4月1日といいますか、4月の改定というのが基本と考えてございます。
さまざま検討すべき課題がございますので、地下鉄東西、南北だけではなく、バスとの乗り継ぎも含めて、全体を関連づけながら検討し、対応可能な部分があるのかどうかという見きわめをしてまいりたいとは思いますが、1年後ということであれば、確実に実施してまいるつもりで調整をしていきたいと思っております。
119:
◯委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
120:
◯委員長 なければ、次に市内視察についてお諮りいたします。
副委員長とも相談いたしまして、本委員会の市内視察を実施したいと思います。日程につきましては、次回、5月19日金曜日の
常任委員会終了後を予定しております。視察先といたしましては、昨年11月の他都市視察において、地下鉄の安全・安心の
取り組みについてということで、京都市交通局の高速鉄道指令部を視察した際に、本市の状況はどのようになっているのかという話題になったこともありましたことから、富沢にございます交通局の車両基地等を視察したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
121:
◯委員長 それでは、そのようにさせていただきます。当日は、円滑な委員会運営に御協力を切にお願い申し上げまして、これをもちまして協議会を閉会いたします。...